◆ブログ「青空リポート」・チビユニティ凱旋公演◆
２０２５年４月７日
―ダンスで子どもたちに夢を―
―「新潟から世界へ」青陵も応援―
＜世界を舞台に躍動＞
新潟を拠点に世界で活躍しているダンスユニット「CHIBIUNITY（チビユニティ）」の凱旋公演が４月４日、新潟市の市民芸術文化会館「りゅーとぴあ・劇場」で開かれました。全米のダンス選手権大会で４連覇を飾った実績を持つチビユニティのステージとあって、会場はダンス好きの市民らで満席の大盛況。私も、本学園と連携協定で結ばれているチビユニティのステージに大きな拍手を送りました。
チビユニティの活躍はこの１年もとどまるところを知らない感があります。これまでの全米に続き、昨年はスペインのオーディション番組でも決勝進出を文句なしに決める「ゴールデンブザー」に選ばれ、３月末に放映されたテレ朝系の特別番組「SONGｖｓDANCE」でも優勝しました。まさに世界を舞台に躍動を続けています。
＜YUNITYと包括連携協定＞
チビユニティを運営する「DANCE PRESENTATION UNITY」と本学園が包括連携協定を結んだ経緯などについては、このブログ「青空リポート」の２０２３年６月と８月で紹介しています。ここでは多くを繰り返しませんが、UNITYを主宰する国友慎之助さんと「新潟の子どもたちをダンスで元気づけたい」との熱い想いで一致。連携協定を結ぶことにしました。
＜小中学校に「ダンス訪問事業」＞
協定のメイン事業が新潟市内の小中学校や特別支援学校、こども園などにチビユニティを派遣。ダンスパフォーマンスやワークショップを提供する「学校・園 訪問事業」です。青陵学園がコーディネートし３年目を迎えますが、今年度から後援に新潟市教育委員会が加わってくれ、さらに活動の輪が広がりそうです。
これまでの活動には、青陵学園の特徴を打ち出したユニークなものもあります。その1つが短大幼児教育学科メンバーとの共同研究です。新潟市の鏡淵小学校で特別支援学級の子どもたちを対象にチビユニティがワークショップを実施。青陵短大の教員がダンス教育の効果などを実証しようとしたもので、地元マスコミから何度も取り上げられました。
＜世界的ナンバーを熱演＞
写真＝チビユニティ凱旋公演の第１部のステージ
今回のステージは世界で活躍したチビユニティの「凱旋公演」の形を取り、２部構成で開かれました。第１部は研修生を含めたメンバーが次々と登場。いつの間にこんなにメンバーが増えたの？と驚くほどでした。国友さんに聞くと、チビユニティのメンバーは今や全国で５００人以上になり、そのうちの半数が新潟県内各地で活動されているとのことでした。第１部を盛り上げたのは地域対抗ダンスバトル。村上や豊栄、新津、五泉などの地域チームに加え、北海道チームが３０人以上の大人数で参加。白熱のバトルを展開しました。
写真＝第２部では世界をうならせた作品が次々と披露されました
第２部ではスペインのオーディション番組「ゴットタレント」で準優勝に輝いた「神波」や、２年連続ゴールデンブザーを獲得した「Hometown」などのナンバーが次々と披露され、盛り上がりは最高潮に。
写真＝アメリカのオーディション番組で高い評価を得た作品です
ステージで挨拶した主宰者の国友さんが「新潟から世界へ！日本から世界へ！ダンスを切り口に、新潟・日本の魅力を世界に知っていただくよう、これからも精進していきます」と力強く語ると参加者から共感の拍手が送られていました。
＜後援会もスタート＞
今回の凱旋公演に合わせてチビユニティを応援する新潟県民限定の後援会も発足しました。ダンスで世界に羽ばたこうとする子どもたちを支援するもので、亀田製菓の創業家である古泉肇さんが発起人代表となっています。
写真＝古泉肇さんが後援会の発足を宣言しました。（右）は国友慎之助さんです
個人会員は１口２千円で、未来を担う子どもたちの活動費などに充てられます。会員には「ファン・ミーティング」への参加や舞台チケットの優先予約などの特典があり、青陵学園も「小中学校への訪問事業」で協力することにしています。関心のある方は０８０―８９０５－９７２５（後藤さん）までご連絡ください。
＜今後もインド、中東などで活躍＞
今後もさらなる飛躍が期待されるチビユニティですが、今年はインドのTVオーディション番組に出演することが決まり、中東のアラブ首長国連邦ドバイやカタールなどからのオファーにも応じることにしました。さらに中国の７大都市での公演も予定されており、これまで以上に世界を舞台に活躍することが期待されています。
青陵学園もさらにチビユニティを支援し、新潟の子どもたちを元気にすることで新潟の活性化にも役立っていこうと思います。
写真＝凱旋公演のフィナーレ。国友慎之助さん（中央）も若手メンバーも満足そうです
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