ブログ青空リポート 点描・キャンパス近況

教育

◆ブログ「青空リポート」点描・キャンパス近況◆

―「初のインカレ、頑張ります!」―

―女子バスケが快挙、壮行会で盛り上げ―

2023年11月30日

<深まる秋、にぎわう学園>

2023年もあと1か月となります。青陵キャンパスは「青空祭」を終えた後、〝スポーツの秋〟でにぎわっています。特に大学・短期大学部の女子バスケット部が奮闘し、初のインカレ出場を勝ち取り、12月2日に初戦に臨みます。キャンパスの近況をスケッチし、報告します。

<部員19人で見事、全国へ>

7月の皇后杯全日本バスケットボール選手権・新潟県代表決定戦を勝ち抜き、全国大会に出場した青陵女子バスケ部が、またまたやってくれました。既に青陵ニュースなどでお伝えしていますが、10月に開かれた北信越大学バスケットボール大会で見事3位に入り、全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)への出場を決めました。学園では11月24日に壮行会を開催、19人の選手を激励しました。

写真=見事、初のインカレ出場を決め、壮行会で壇上に並ぶ女子バスケ選手たち

皇后杯で県代表になった時はスポーツ紙から「オール地元勢での快挙」と報道されましたが、今回も新潟県出身の選手たちが躍動しました。大量の部員を抱える強豪ぞろいのチームの中で、部員数19人の小所帯の青陵がインカレを勝ち取ったことは関係者の間でも大きな話題となっています。いま、高校・大学のバスケ界では当たり前のように留学生たちが活躍していますが、そんな中、地元勢で固める青陵女子バスケは異彩を放っています。

<アンサンブルとダンスで激励>

写真(左)=壮行会の初めに壇上に並ぶ選手たちを大谷監督(左端)が紹介します (右)はインカレへの決意を述べる青山樹里主将です

24日の壮行会は青陵ホールで開催され、壇上に並んだ選手を大谷大監督(学園財務課長)が一人ひとり紹介しました。私も「普段の練習で培った力を初のインカレで存分に発揮してほしい」と激励しました。次いでウインドアンサンブルが学園歌などを演奏して激励。さらにダンス部が演舞を披露しました。これらの演出に、特別に激励に駆け付けてくれた青陵幼稚園の園児たちも大喜びで見入っていました。

写真(左)=ウインドアンサンブルが激励の演奏 (右)=ダンス部の演舞を見守る選手たち

激励を受けた後、再び壇上に勢ぞろいした選手たちを代表して青山樹里主将が「インカレでは、いただいた激励を胸に、全力で頑張ってきます」と力強く挨拶してくれました。インカレでは決勝トーナメントを賭けて予選リーグ2試合が行われますが、選手たちは「リーグ戦を何としても勝ち抜きたい」「インカレで初の1勝がまず目標」などと語っていました。青陵は2日の初戦を〝バスケの聖地〟代々木第2体育館で闘い、2戦目は5日に行われます。みんなで声援を送りましょう。

写真(左)=壇上の選手に木村常務理事がエールを送ります (右)壮行会に駆け付けてくれた幼稚園児たちにも楽しいひと時でした

<スポGOMI世界2位チームが表敬に>

壮行会が開かれた24日にはもう一つ嬉しいことがありました。ごみ拾いをスポーツ化した「スポGOMI」の世界一を決める第一回ワールドカップ(W杯・22日・東京開催)で日本代表として見事準優勝した一般社団法人「Smile Story」(スマイルストーリー・西区)の3人が青陵の理事長室を訪れ、世界準優勝の快挙について報告してくれたのです。

スマイルは西区内野をホームグラウンドとして、こども食堂や学校支援などの活動を続けている団体で、メンバーの大半は内野小PTA関係者です。スマイルの代表理事を務める綱本麻利子さんが青陵高校・短大の卒業生である縁から、6月に学園と包括連携協定を締結。「青陵の森」の整備を支援いただき、ダンスで大活躍している「チビユニティ」を市内小中学校に派遣する事業などを青陵学園と共にプロデュースしています。綱本さんには今年から学園の評議員もお務めいただいています。スマイルは海岸清掃を活動の柱の一つとしており、その延長線上でスポGOMIにも取り組みました。

<英国勢に悔しい逆転負け>

スポGOMIは3人1組で制限時間以内に指定されたエリアで拾ったごみの量・内容をポイント化して競う競技で、近年「最も環境にやさしいスポーツ」として注目されています。今回、表敬に来てくれたメンバーは綱本さんのほか、スマイル副理事の高橋智恵さん、同理事の家後寛之さんです。

写真=スポGOMIのW杯での準優勝をスマイルの3人が報告に来てくれました(左から家後さん、綱本さん、高橋さん)
22日のW杯には21か国の代表が出場。渋谷駅周辺で午前・午後に45分ずつ、全力でごみを回収し、ポイントを競いました。世界一を目指したスマイルチームは、午前にはトップに立ったのですが、屈強な体格の3人がそろった英国チームに午後に逆転され、惜しくも準優勝でした。

<早くもリベンジに意気込み>

写真=報告を聞いた後、4人で記念撮影しました

3人は「全力でごみ回収をしたので、筋肉がバキバキになった」「翌日の朝食では箸がもてないくらい疲労困憊だったけど、スポGOMIを多くの方に知ってもらえて嬉しい」などと語ってくれました。綱本さんが「絶対に優勝、と思っていただけに悔しい。2年後のW杯でリベンジしたい」と言えば、高橋さんは「そのために今から筋トレします」と意気込んでいました。

写真(左)=今年7月、青陵高校のSDGs海岸清掃にW杯出場を決めた綱本さん(左)が激励した時の様子です (右)その後、生徒たちは浜辺で清掃に取り組みました

スポGOMIでは青陵高校も今年の県代表になるなど大活躍しました。県大会の前に青陵高校生徒がSDGsの実践で学園近くの浜を舞台にスポGOMIに取り組んだ時は綱本さんらが生徒たちを激励しました。スポGOMIは青陵の得意技となっているのかもしれませんし、青陵の森と浜辺をきれいにする手段にスポGOMIを活用する手もありそうです。今後のさらなる展開が楽しみです。

<番外編>学園は「スポーツの秋」を終え、クリスマスモードに。1号館にはツリーが飾られています(写真左) 3日には青陵ホールで「新潟青陵JOINT CONCERT」が開かれます(写真右はそのポスター)

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