新潟市長時代の16年

1期目=2002年(平成14年)

・11月3日 新潟市長選告示 篠田昭、「市役所改革」を掲げて立候補
・11月10日 新潟市長選 7万4、554票を得て当選
・11月18日 新潟市長に就任、初登庁
・12月 市議会で助役など特別職人事承認
・12月 任意の「第3回新潟地域合併問題協議会」を開催。協議会長に就任]

2003年(平成15年)

・1月 「市政改革・創造推進本部」を設置。市役所改革が始動
・2月 若手職員と対話、「ランチチャット」開始
・3月 合併協議会に岩室村が参加申し入れ
・5月 合併・政令市テーマに「市長と語る会」スタート
・6月 市役所で「さわやか応対運動」スタート
・6月 万景峰号 入港中止を政府に要請
・6月 市役所改革へ「市政改革・創造推進委員会」が発足
・9月 任意の「新潟地域合併問題協議会」が9回をもって終了
・9月 官製談合事件が発覚。公正取引委員会が摘発
・10月 公共工事入札を再開。落札率が低下
・10月 「市政改革・創造のための基本方針」の素案策定。
・12月 新潟市議会ら12市町村議会、法定の「新潟地域合併問題協議会」設置案を可決。一方、新津市議会では「法定協」設置案を否決
<トピックス=アルビレックスJ2で優勝。J1昇格。>

2004年(平成16年)

・1月 新津市を除く12市町村で「法定合併協」の設置を確認
・1月 「法定合併議会」を設置。2007年4月政令市実現目指す
・3月 新津市で住民投票。「合併賛成」が多数。「推進派」湯田市長も再選
新津市が「法定合併協」の設置申し入れ
・3月 新潟圏域12市町村が「合併協定書」に調印。05年3月合併へ
・5月 新潟・新津市、「合併協定書」に調印。05年3月合併へ
・5月 「民間委託等の推進に関する基本方針」策定。
・5月 巻町 新潟市と合併方針。「町民アンケート」の結果受け
・6月 合併13市町村の「魅力探訪ツアー」スタート
・7月 「Noism」が市民芸術文化会館の専属ダンスカンパニーに
・9月 「プラーカ債権放棄」で新潟市長が減給
・10月 官製談合事件で市幹部ら逮捕。市独自調査結果も公表
入札制度改革から1年。落札率80%台に低下
・10月 新潟・巻 「任意の合併協」がスタート
<7・13水害 中越地震 泉田裕彦知事就任。>

2005年(平成17年)

・1月 新潟・巻 「法定合併協」を設置。月内に区割り追加案
・2月 官製談合で市職員70人処分。市長は5割減給へ
・2月 「新潟駅立体交差」 05年度着手で知事と市長が合意
・3月 近隣12市町村が新潟市に編入合併。旧市町村に「支所」開設。
「新・新潟市合併マニフェスト」作成。
・5月 新潟市社会福祉協議会を改革へ。合併で巨大化
・6月 「上越新幹線活性化同盟会」が発足。北陸新幹線延伸に危機感
・8月 「新潟市コンプライアンス条例」作成。
・8月 ロシア・ビロビジャン市と姉妹都市の提携調印
・10月 巻町が新潟市に編入合併。81万都市に。旧市町村に「地域審議会」
政令市樹立を目指し、「行政区画審議会」設置。
・10月 新潟市が「非核平和都市」を宣言
・11月 県と新潟市 政令市に向け「移譲事務協定」を締結
<ダイエー新潟店が閉店 新潟大停電>

2006年(平成18年)

・1月 市長新春会見で「政令市の基盤固めの年」
・2月 「安吾賞」を創設へ。「挑戦者魂」を表彰
・2月 「市北京事務所」を開設へ。政令市発足時に
・3月 市職員の「特別勤務手当」を大幅削減
・3月 横田めぐみさん拉致現場にシーファー駐日米国大使を案内
・3月 「行政改革プラン2005」を策定。官と民の役割を明確化。
・4月 市役所がISO9001、ISO14001を取得
・4月 プラーカ2にコールセンター。10月開設。500人を雇用
・5月 08年G8サミット誘致表明。横浜市とタッグ
・6月 合併マニフェストの市民評価発表会を開催
・8月 「敵対的株買い付け」で北越製紙を支援
・9月 区名で旧小須戸町の住民意向調査。「秋葉区」が多数
・10月 篠田市長が再選出馬表明。「マニフェストを作成」
・10月 「食と花の世界フォーラム」を開催

2期目=2006年(平成18年)

・11月 新潟市長選で再選。「分権型政令市目指す」

2007年(平成19年)

・2月 「にいがた都市交通戦略プラン」策定。「オムニバスタウン」へ
・2月 ごみの有料化へ答申。08年から移行
・3月 仏ナント市と姉妹都市に。「07年度目指す」
・4月 新潟市が本州日本海側で初の政令指定都市に。記念式典に1500人
各区に「区自治協議会」を設置。「新潟市都市政策研究所」を開設
小学校区を基本に97のコミュニティ協議会を設立
・4月 08年サミット 「新潟市で労働大臣会合」決定。開港サミットは実らず
・5月 区ごとの「まちづくりトーク」スタート
・5月 ごみ有料化 来年6月から「10種13分別」
・6月 国の「オムニバスタウン構想」に新潟市選定
・8月 「明和義人」テーマに政令市記念ミュージカル
・11月 「エンジン01文化戦略会議」を開催
・11月 「水と土の芸術祭」の開催発表。09年に。北川フラム氏が指揮
・11月 新潟市の債務履行能力「AAマイナス」。横浜、大阪と同格
<新潟教育ビジョン作成 中越沖地震>

2008年(平成20年)

・1月 新潟港活性化へ県内7首長がスクラム。シンポジウム開催
・1月 「新潟市雇用創出・拠点化推進本部」を設置
・2月 横浜市と「災害時相互応援協定」を締結
・3月 「新潟市自治基本条例」を市議会で可決
・3月 映画「降りてゆく生き方」県内で全編ロケ。09年春上映へ
・3月 全国情報公開度ランキング 新潟市が政令市で2位
・5月 G8労働大臣会合が開催。「新潟宣言」を採択
・6月 ごみ有料化スタート
・9月 市職員が「業務改善実践報告大会」
・10月 市長のマニフェスト検証大会。市民が採点
・11月 東京で「新潟港利用活性化フォーラム」。県内4首長が参加
<リーマンショック>

2009年(平成21年)

・1月 「市戦略プラン」の40施策発表。リーマンショックに対応
・2月 仏ナント市と姉妹都市提携。エロー市長と調印
・2月 新潟水俣病で県と新潟市 月7千円の手当創設
・6月 田園型政令市のシンボルとして「完全米飯給食」を実施
・6月 旧斎藤家別邸を市が取得。改修の上、12年から市民に公開
・7月 「水と土の芸術祭」を開催。市美術館でカビが発生
・10月 新潟大和店が撤退表明。「市まちなか再生本部」を設置
<大観光交流年 NHKで「天地人」放映>
<日本文理高校が夏の甲子園決勝へ>
<トキめき新潟国体開催>

2010年(平成22年)

・1月 古町十字路の「北光社」が閉店
・2月 市美術館で不祥事。クモが発生
・3月 新潟港を「日本海側拠点港」に。国交大臣が視察
・3月 「水と土の芸術祭」が、ふるさとイベント大賞に
・3月 文化庁で市美術館問題を市長が説明。市美術館の不祥事で市長減給
・4月 「奈良の古寺と仏像展」を県立近代美術館で開催。
5月から国宝の菩薩半跏像を展示
・4月 「ラ・フォル・ジュルネ(「熱狂の日」音楽祭)」を初開催
・6月 「奈良の古寺と仏像展」の来場者が13万人突破
・6月 中国総領事館が新潟に開設
・8月 「事業仕分け」を初の公開実施
・10月 3選へ「最終版マニフェスト」を発表
・10月 APEC食料安全保障担当大臣会合が新潟で開催

3期目=2010年(平成22年)

・11月 新潟市長選で3選。「日本一安心な政令市目指す」
・11月 特養の整備「5年前倒し」表明
・12月 中国総領事館の移転計画 「住民の理解が第一」と市長

2011年

・1月 泉田知事と「新潟州構想」を提起
・1月 「千の風サミット」を開催。ゆかりの七飯町、西条市と
・3月 3・11大震災で計画停電。長期化の恐れも
被災地に支援職員派遣(主に仙台市と石巻市)
・3月 南相馬市長が新潟へ。大震災での避難者受入れに感謝
・5月 「BRT 早期導入を」。検討委が市長に報告書
・7月 「新潟州構想検討委」の初会合。座長に北川正恭氏
・7月 「州・都構想 知事・市長会議」が名古屋で。「多様な大都市制度を」
・9月 新潟駅立体交差 「新潟駅東線」を凍結へ。300億円削減見込む
・9月 巻の鯛車復活に「ティファニー賞」
・9月 情報公開ランク 新潟市が初の政令市トップに
・11月 震災がれき 新潟市など受け入れ表明。知事は国を批判
<3・11大震災 新潟・福島豪雨>

2012年(平成24年)

・1月 「新潟州」推進へ 県と市で実務者協議会発足へ
・2月 14年度までにBRTをスタート。市が導入方針
・2月 奈良県と「歴史・文化交流協定」 會津八一の縁
・2月 「新潟市を防災首都に」 大震災受け、市長が提起
・4月 震災がれき 夏に試験焼却。県内5市長が受け入れ表明
・5月 「県と市の二重行政を排除へ」 新潟州で検討委報告書
・7月 「水と土の芸術祭2012」が開幕
・7月 会津若松市と「観光交流宣言」
・7月 新潟市に航空部品工場。4社が合意
・9月 市民らが「事業仕分け外部評価会議」
・9月 津波避難ビルの指定進む。新たに59か所
・10月 民生委員に「協力員制度」。負担軽減図る
・10月 動物ふれあいセンターがプレオープン
・10月 BRT 新潟交通が青山までの延伸提案
・11月 「新潟州構想検討推進会議」が初会合。6課題をテーマに
・11月 大震災の汚染汚泥たまる一方。県が処分方法示さず
・12月 新潟市 がれき試験焼却を延期。「知事の言動が背景に」と市長
<北信越かがやき総体>

2013年(平成25年)

・1月 新潟市と長岡市 汚染汚泥を処理会社へ搬送
・1月 震災がれき 処理量が大幅減。県内3市で処理
・3月 京都市と「観光・文化交流宣言」。会津若松とトライアングル
・4月 14年度からモデル区で区長公募へ
・4月 BRT 市と新潟交通が基本協定
・5月 マンガの街に一歩 「マンガの家」に加え「マンガ・アニメ情報館
・5月 新潟市が対ロ農業に協力。技術支援で交流強化
・5月 教育委員を増員、担当区制に。来年度から
・6月 汚泥の県外搬出開始
・8月 「国家戦略特区」に市が意欲。農業とエネルギーで
・8月 BRT連節バス 国内バス会社車両で試乗開始
・10月 「市文化・スポーツコミッション」を設立
・11月 「みなとぴあ」でプロジェクションマッピング
・12月 大和跡地に再開発構想。市も「行政機能移転を視野」
<東京2020五輪パラリンピック大会開催決定>

2014年(平成26年)

・1月 13年の出火率が全国最低に
・1月 消費増税に備え、特典付き商品券。1万円で1万1千円お買い物
・2月 アイスアリーナがオープン
・2月 市都市政策研究所を廃止。市潟環境研究所を新設へ
・3月 国家戦略特区 農業分野で新潟市を選定。全国で6特区
・4月 米IBMが新潟市の課題解決支援。BRT構想を踏まえ
・4月 市と新潟交通 BRT運行協定を締結
・6月 市が喜多方市と「観光交流宣言」。食と花がテーマ
・6月 農業戦略特区で推進協が初会合
・6月 食と花の交流センター「いくとぴあ食花」がオープン
・6月 農業体験施設「アグリパーク」がオープン
・7月 農業戦略特区 初の区域会議。計画素案示す。ローソンが農業生産法人
・7月 新津鉄道資料館が新装オープン
・7月 新潟州 調整会議が6分野で成果を報告
・9月 篠田市長 4選出馬を表明
・9月 篠田市長 「日ロフォーラム」モスクワで講演
・9月 前橋・高崎市と「災害時応援協定」
・10月 市が「東アジア文化都市」の国内候補に
・10月 地域包括ケア推進モデルハウス第一号「実家の茶の間・紫竹」開設

4期目=2014年(平成26年)

・11月 新潟市長選で4選。「農業特区、BRTなど仕上げ」
・11月 BRTで反復型意識調査を開始
・11月 15年の「東アジア文化都市」に新潟市。中国は青島、韓国は清州
<消費税8%に増税>

2015年(平成27年)

・1月 新潟版AKB誕生へ。「NGT48」10月に新劇場
・1月 新潟の農産物ゲノム解析。電通など、特区効果の拡大狙う
・2月 新潟の食 ぐるなびで発信
・2月 「東アジア文化都市」に先駆け、中国総領事館が古町で「春節祭」
・2月 「東アジア文化都市」が開幕。日中韓10組出演
・3月 南区に航空機部品工場。県内7社。16年度にも本格生産
・4月 農業特区が本格始動。農家レストランも計画
・5月 市、さわやか福祉財団と包括協定。高齢者支える地域づくりへ協働
・7月 16年G7農相会合を新潟市で。
・7月 「水と土の芸術祭2015」開幕
・8月 市、市民発電法人と協定。太陽光用地を無償提供
・9月 BRTが開業。システムトラブルで混乱
・9月 農業特区、相次ぎ法人が参入
・10月 ミラノ万博で新潟市イベント
・10月 「日仏中韓都市・文化対話」を開催
・11月 東アジア文化都市、共同宣言を発表し閉幕
<北陸新幹線が金沢延伸>

2016年(平成28年)

・1月 NGT48劇場がオープン
・3月 BRT巡る住民投票条例案、市議会で否決
・3月 農業特区の農家レストラン、3軒相次いで営業開始
・4月 日本初のレストランバスの運行始まる ウィラーグループ
・4月 G7農相会合開催 「新潟宣言」採択
・4月 信濃川流域の火焔型土器 日本遺産に認定
・5月 文化活動支援組織「アーツカウンシル」設立
・5月 旧大和跡 地上11階地下1階の再開発ビル建設へ
・6月 エコスタでAKBグループの選抜総選挙 県内経済効果15億円
・6月 NEXT21ビルに中央区役所を移転へ、17年度中に
・7月 日本海航路フェリー 市は出資見送り。「県の計画不透明」
・8月 泉田知事4選不出馬、新潟市長が泉田県政の検証結果公表
・9月 市内路線バス、シニアは半額に。利用促進・健康増進狙う
・9月 韓国総領事館など主催、初の「韓日ハンガゥイ祭」
・10月 日中韓の演劇祭が新潟で Noismが参加
・10月 BRT専用レーンの社会実験始まる
・10月 わくわく教育ファームに「プラチナ大賞」優秀賞
・11月 京都で日中韓12市文化サミット、新潟も参加
・12月 市長、「連携中枢都市圏(新潟広域都市圏)」形成を宣言
<熊本地震 米山隆一知事誕生>

2017年(平成29年)

・1月 「連携中枢都市圏」 新潟市が素案示し意見公募
・1月 江南・南・西 3区に公募区長。観光担当部長は民間から
・2月 バス運賃 シニア半割対象を拡充。17年度から
・3月 地域包括ケア推進モデルハウス、各区に相次ぎオープン
・3月 「新潟広域都市圏」 11市町村で協約締結
・4月 「人口減対策は区単位で」と市長 中学校区ごと動向把握
・4月 政令市10周年祝い記念式典 「日本一安心で面白い街に」と市長
・4月 米山知事と市長村長の定期会議スタート
・4月 黒埼茶豆、県内初GI(地理的表示保護制度)登録
・4月 新潟の芸妓文化など 北前船寄港地・船主集落が日本遺産に
・5月 ITで農業活性化 新型田植え機やドローン活用
・6月 信濃川やすらぎ堤「ミズベリング」スノーピークが運営統括
・6月 市民病院に「緊急対応宣言」、医師の働き過ぎ指摘受け
・8月 中央区役所がNEXT21に移転
・9月 中央区役所移転1カ月 古町地区の人通りが増加
・11月 西蒲区に大規模植物工場 ミニトマト通年栽培
・11月 音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」来年は休止発表

2018年(平成30年)

・1月 「千の風音楽祭」記念の10回目
・1月 西区に記録的豪雪 除雪費も過去最大に
・1月 ザギトワやメドべージェワら ロシアフィギュア選手が五輪前合宿
・1月 5区役所の地域課と総務課を統合 来年度から
・1月 行財政改革で68事業廃止・休止 来年度
・3月 新潟市の公示地価 26年ぶりプラスに
・4月 市の除雪費が過去最大の105億円に
・4月 新潟駅高架化 新幹線と在来線が同一ホームに
・4月 市行革プラン素案提示 「職員5年で220人削減」
・5月 市芸術創造村・国際少年センター「ゆいぽーと」開館
・5月 空手フランス代表 東京五輪で新潟合宿を決定
・5月 来年5月のG20農相会合 新潟開催が決定
・6月 市立幼稚園再編計画まとまる 秋葉区4園 東区1園閉園へ
・6月 7月からの開港150周年盛り上げ商品企画が続々
・7月 「水と土の芸術祭2018」が開幕
・7月 開港150周年 「海フェスタ」がスタート
・7月 開港150周年 秋篠宮ご夫妻迎え記念式典
・7月 篠田市長 5選不出馬を表明 「役割終わった」
・9月 文化イベント「エンジン02」開催
・9月 県内基準地価 新潟市は27年ぶり上昇
・9月 新潟三越が店舗売却・閉店を表明
・9月 バス利用者 BRT導入後3年で140万人増加
・11月 ロシア新体操 東京五輪で新潟合宿表明
・11月 中原次期市長 篠田市長と面談
・11月 篠田市長 最後の登庁
<花角英世知事誕生 西日本豪雨 北海道胆振東部地震>

市長時代の主な著書・共著

著書=「新潟力」「水と土の文化王国にいがた」(以上、新潟日報事業社)
共著=「新潟の教育 マニフェストづくりへの道」(明治図書)

市長退任後の著書

「緑の不沈空母~にいがたの航跡」(幻冬舎)

篠田市政のハイライト

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