◆ブログ「青空リポート」2団体と連携協定◆
2023年6月16日
―ダンスで学校や地域を元気に―
―「チビユニティ」「スマイル」「青陵」がコラボ―
<「出前授業」やイベントを盛り上げ>
新潟青陵学園は今月上旬、ダンスで世界的に活躍している「チビユニティ」を運営する「DANCE PRESENTATION YUNITY(ダンス プレゼンテーション ユニティ)」(国友慎之助代表)と、新潟市内野地域で学校支援や海岸清掃などの活動を精力的に展開している一般社団法人「Smile Story(スマイルストーリー)」(綱本麻利子代表理事)の2団体と包括連携協定を結びました。今後、チビユニティのワークショップを新潟市内の小中学校に「出前授業」の形でお届けしたり、地域のイベントを盛り上げてもらったりする活動を継続的に行って、学校と地域をダンスで元気にしていくことが目標です。青陵学園とスマイルがチビユニティのコーディネート役を務めていきますので、興味のある学校・地域は、青陵学園のボランティアセンターにお声掛けください。
写真(左)=協定書に国友さんとサインをしています (右)調印の後は学園関係者が加わって握手です(鳥屋野小図書室で)
<鳥屋野小でダンス・パフォーマンス>
調印式は新潟市の鳥屋野小学校で行いました。チビユニティは鳥屋野小校区内に活動拠点があり、ここは言わば「ホームタウン」です。また、これから市内の小中学校でダンス・パフォーマンスを「出前授業」の形で展開していくわけですが、同小の児童数は新潟市内でも最多であることから、同小を「出前授業」の皮切りとさせていただきました。全面協力をいただいた佐藤貴子校長をはじめ鳥屋野小関係者に感謝です。
<子どもたち千人が大興奮>
写真(左)=子どもたちが大勢、中庭に集まってきました (右)チビユニティの8人のダンサーが登場します
全米のダンス選手権で4連覇している「チビユニティ」の活躍は子どもたちにも広く知られているようで、昼休みに1、2年生は教室から、3~6年生は中庭に集まってくれました。1000人以上が見守る中、チビユニティのメンバー8人が登場すると大歓声が上がりました。8人は息の合ったパフォーマンスを次々と披露。全米ダンス選手権で優勝した楽曲も織り交ぜた華麗なダンス・ステージに子どもたちも手拍子を取ったり、掛け声を懸けたりと大興奮の様子でした。チビユニティのメンバーもこれだけの数の子どもたちの前で演技することはそうないようで、大張り切りで20分強のパフォーマンスをこなしてくれました。
写真=子どもたちの前でチビユニティが躍動します
今回のミニイベントで、ダンスの力の大きさ、子どもたちへの影響力の強さを改めて実感しました。今後、希望のある小中学校にチビユニティのメンバーからダンスのワークショップをやっていただく予定で、「踊りのまち・新潟」をさらに発展させていきます。
写真=子どもたちは大興奮でした
<図書室で協定の調印>
大盛り上がりのダンス・パフォーマンスの後、同小の図書室をお借りして、包括連携協定の調印式に臨みました。ユニティの国友代表とは5、6年前、チビユニティが全米ダンス選手権で見事に初優勝した時からご縁をいただいてきました。また、スマイルの内野地域での活動には3、4年前から注目してきました。特に内野小の特別支援学級を対象にした農業体験での支援や子ども食堂の運営には目を見張るものがありました。綱本代表理事が青陵高校―青陵女子短大(当時、現青陵短大)の出身であることが分かり、今年3月からは青陵学園の評議員にも就任いただいています。ユニティのダンスの力と、スマイルの学校支援の力を合わせて青陵がコーディネートできれば、地域を大いに元気にすることができると思います。
写真(左)=サインを終えて協定書をお示ししています (右)=地元紙も大きく報道してくれました
<協定での相乗効果をさらに発揮>
写真=最後はチビユニティの踊り手や立会人となってくれた市会議員さんも一緒に記念撮影です
調印式では、青陵学園理事長としてそんな期待をお話しさせていただき、国友、綱本両代表からも力強いご挨拶をいただきました。チビユニティは世界的評価がさらに高まっていますし、活動拠点も新潟から全国に広がってきています。ただ、原点の「新潟愛」は非常に強いものがあるので、「新潟から世界へ」の取り組みを支援しながら、地域の盛り上げに力をいただきたいと思っています。
スマイルからは(先日の「青空リポート」で報告したように)、青陵学園のクリーン作戦でも松林の環境改善に大変なお力をいただきました。今後、「青陵の森」の整備に継続的に力を貸してくれることになりました。今後、青陵と両団体の絆を深くし、相乗効果を発揮して、地域活性化と環境美化の両面で青陵パワーを実感いただけるよう努めます
コメント