ブログ「青空リポート」チビユニティ快進撃

まちづくり

◆ブログ「青空リポート」チビユニティの快進撃◆

2023年8月16日

―米国オーディション番組に出演

       今度はゴールデンブザー獲得―

新潟市を拠点にダンス活動を続けている「チビユニティ」の快進撃が止まりません。今年2月には全米バイブダンス選手権でジュニア・シニア双方をダブル制覇した勢いを駆って、今度は米国で大人気のTVオーディション番組「アメリカズ・ゴットタレント」で審査員からの最高評価「ゴールデンブザー」を獲得。予選を一気にパスして9月の準決勝に進むことが決まりました。チビユニティは、我が青陵学園と包括連携協定を結んでいる「DANCE PRESENTATION UNITY」(国友慎之助総合代表)が運営しているだけに、青陵学園としても精一杯サポートしていきます。

<全米TVのお化け番組が評価>

「アメリカズ・ゴットタレント」と言ってもどんな番組か、日本ではよく分からない方が多いと思います。米NBCネットワークで放送されている公開オーディションのリアリティ番組で、視聴率60%を記録するお化けプログラムだそうです。先ごろ、英国の「ブリテンズ・ゴットタレント」に出演した〝とにかく明るい安村さん〟が例のパンツ一枚でのポーズを決める破天荒なパフォーマンスで会場を沸かしたことをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。その本家本元が「アメリカズ・ゴットタレント」だそうです。

賞金100万ドルとラスベガスでのショーに出演できる権利をかけて、世界中から集まってくるパフォーマーの中から最も才能のあるエンターテイナーを決めるオーディション番組で、チビユニティは舞台を替えて世界に挑戦しました。日本時間の8月9日、アメリカで番組が放送され、チビユニティは見事、日本人初のゴールデンブザーを獲得しました。その結果、チビユニティは〝飛び級〟となり、準決勝に進出することが決まりました。

写真(左)=新潟市南商工会の会合で踊りを披露するチビユニティ(今年3月) 

(右)新潟県労福協の新年会でのパフォーマンス(1月)

<審査員から絶賛の嵐>

私も番組を視聴しましたが、嬉しかったのはチビユニティが「日本の新潟から来ました!」と新潟をきちんとアピールしてくれたこと。ステージも今までにないダイナミックなもので、演出も変化に富んでいて、素晴らしくパワフルでした。会場からも大きな拍手が鳴りやまず〝大受け〟状態でしたが、審査員の評がまたそろって素晴らしいものでした。

「今年のダンス部門はずば抜けて良かったが、あなたたちはそれをさらに別のレベルまで高めた。スピード感と巧みな動きに夢中になった。ダンスから湧き出る感情、まさに心を揺さぶられた。すべての面で素晴らしかった」

「予想外な展開も良かった。まずは音楽。そして衣装の変化も素晴らしかった。力強くて、ホント、最高に良かった」

「見ていて、鳥肌が立ちました。心臓がバクバクでしたよ。今までの人生で一番のダンスでした。完璧なオーディションだった」

「ラスベガスであなたたちの一時間のショーを見てみたい気分です」

「あなたたちは、ただのダンスにとどまらなかった。迫力があって、独創性があって、信じられないほど素晴らしい。今、審査員がみんなそう思っているはずだ」―などなど、スーパーな評価が相次ぎ、最後に審査員長らしき方がこう締めくくりました

「本当に良かったので、審査員全員が共同で贈りたい。このゴールデンブザーを!」と。

<9月の準決勝に向けて鍛え直し>

審査員揃っての高い評価にはチビユニティ・メンバーたちも驚きの表情でした。「夢じゃないかと思っていたけど、今回、全米で放映されて、『夢じゃない、本当にやったんだ!』との気持ちになった」、「世界中の人が見る番組で、私たちの踊りがこんなに高く評価されて、本当に嬉しい」、「新潟のチビユニティというところも、きちんとアピールできたと思います」―などと口々に語っていました(チビユニティの今回のダンスパフォーマンスはユーチューブ動画などで見ることができます)。

写真=新潟市鳥屋野小学校でパフォーマンスを披露するチビユニティ。青陵学園のコーディネートです(6月)

代表の国友慎之助さんもこの高評価は「想定外」だったそうです。国友さんは、「私たちは敢えて日本の一地方である新潟で勝負してきました。バイブダンス選手権でも『新潟の多くの方から支えられてここまできた。何とか新潟に恩返しをしたい』との気持ちでメンバーがモチベーションを高め、これがレベルアップにつながってきました。今回のゴールデンブザー獲得で、私たちのやってきたことが間違いでなかったことが証明されて嬉しいし、これからもさらに精進していきたい」と語り、早速、9月の準決勝に向けて鍛え直しをしているそうです。

<今後もコーディネートを強化>

写真(左)=ユニティの国友慎之助代表(左)と連携協定の調印書を手に (右)=調印を終え、木村哲夫青陵大学長(右)らと握手(共に6月)

新潟をダンスで元気づけようと、6月に「ユニティ」と包括連携協定を結んだ青陵学園では、これまで新潟市内の小学校を中心にチビユニティのダンスパフォーマンスやワークショップをコーディネートしてお届けしてきました。マンモス校である内野小、鳥屋野小では千人近くの子どもたちが大興奮で、演舞を楽しみました。また、鏡淵小では特別支援教室の子どもたちを対象にワークショップを開催。子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらいました。今後は中学校などの学校現場以外にも、地域の元気を感じてもらうイベントなどにも活動の場を広げてもらおうと考えています。それと併せ、新潟という地方を活動拠点して大きな成果を出してきた国友代表の講演・トークも随時お届けしていきます。

写真=鳥屋野小でのチビユニティのダンスパフォーマンス。すごい熱気でした(6月)

関心のある方は青陵学園の中村芳郎・学園事務局次長=☎025(266)0127(代表)にお声掛けください。

写真=鏡淵小でのワークショップの様子(7月)

コメント

タイトルとURLをコピーしました